ムーやんの過去に関することについて、ここでいちいち書くというのは違う気がするのでやめていましたが、ちょっと私の心に引っかかることがあったので書き留めておきます。
先日のお散歩で、偶然にも母は以前の飼い主さんに会ったそうです。
その方がムーを撫でると、ムーは簡単にお腹を出していたんだそうな。
そして、前の飼い主さんは、ムーに「ごめんね」と謝っていたんだと。
なんかね、それを聞いてちょっと悔しかったんです。
我が家ではまだまだ唸るだの咬むだのが続いているんですけれど、前の飼い主さんには無抵抗…やっぱり7年半の壁は厚いな、と。
そして、以前は私達家族(人)に対して形式的に言葉を述べているだけでムーに対して謝る素振りなんて一切なかった人でも(私にはそう見えた)、一応は申し訳ないという気持ちがあるんだな、と。
当初は「謝るくらいなら簡単に手放すなよ!」という気持ちが強くて(いや、今もまだありますけれど)、「ムーを前の飼い主さんのところにいる時よりも可愛く幸せに育てて、自分達のしたことの大きさを気づかせてやろう」と思っていたのですが、なんかこう、比較なんてどうでもいいか、という気持ちになったんです。
少なからず謝る気持ちのある人のことを、いつまでも「前の飼い主は…」って愚痴ってる自分自身も嫌ですし。
愚痴っている限り、ムーの問題行動も治まらないのかな、とか思ったりもして。
ま、こうなった以上、今のムーを大切にすればそれでいいんだろうなと思ったわけです。
というわけで、関係を築くのに時間が必要なのは重々承知しておりますが、ナーバス気分に浸りすぎないように進んでいきたい所存です、ふぅ。